1階物件のメリット・デメリット
2023年06月15日
【デメリット】
2階や3階、あるいはそれ以上の階に比べて、
1階は空き巣などがベランダや窓から侵入しやすいなど防犯面が心配。
道路に面したお部屋の場合、通行人や隣人の目が気になるといったプライバシーの面での声が多く聞かれます。
とくに女性は、部屋の外に洗濯物を干す際にも注意しなければなりません。
1階は地面に近いため、自然が多いなど建物の立地によってはヤブ蚊やブヨなどが部屋に入りやすくなります。
また、湿気も多くなりがちなので、じめじめした環境を好む虫が繁殖しやすいでしょう。
【メリット】
ご近所トラブルでもっとも多いのは、上の階の床を踏む騒音や振動、隣室の壁越しの音などです。
1階の場合は階下に人が住んでいないケースがほとんどのため、
階下への騒音や振動を気にする必要がありません。
小さいお子さんがいるご家庭や、室内で体を動かす趣味がある方などにメリットとなるようです。
引越しの際、あるいは家財道具や家電製品などを購入して搬入するとき、1階は手間がはぶけて楽でしょう。
また、ゴミ出しの際や、ちょっと忘れものをしてしまったという時も便利です。
エレベーターを使用せず外に出られるので、停電など災害時の影響も抑えることができます。
1階は2階や3階、それ以上の階に比べて、家賃が安くなる傾向が見られます。
同じ物件なのに、1階とそれ以上の階とでは数千円も家賃の差が生まれる場合も。
階数にとらわれないことで、より恵まれた立地や設備が備わった物件を選べることがあります。